CLOTH PROJECT 一宮クロスプロジェクト

Report.02
Report.02

Report.02

意見交換会・ファッションショー

尾州の生地で制作した作品を
ファッションショーというステージで披露!

一宮市を訪れ、自分のイメージに合う生地を探すところから始まった作品制作。集大成となるファッションショーでは、約500人の観客の前で衣装を披露しました。デザインから縫製を手掛けたのはもちろん、当日はモデルもヘアメイクも学生たちが務め上げました。

〈バックヤード〉最終調整&ヘアメイク開始

開始4時間前

会場に入ると、モデルたちは鏡を見ながらポーズやウォーキングのチェック。衣装を彩るヘア&メイクの準備も学生たちで行います。髪型やメイクは作品の世界観に合わせてスタイリング。そのほか、衣装のほつれやシワがないかをチェックします。

開始3時間前

開始前には一連の流れをすべて本番さながらに通す、“通しリハーサル”を行いました。順番やターンの位置などを、最後にしっかりと確認。一人のモデルにつき、早着替えを行って2~3回出番があるので、スムーズに進行するようにチェックも入念です。

開始1時間前

通しリハの後には、最後のメイク直し。徐々に近づいてくる本番に向けて、緊張が高まります。そんな中、メイク中には、今回のこのファッションショーを紹介したいと中京テレビの取材が入りました。一宮市出身の人気モデル・柴田紗希さんが、作品のポイントなどをインタビュー。学生たちは堂々と受け答えをしていました。

いよいよ本番!

開場すると徐々に観客が来場し、5分前には満席の状態に!立ち見客の姿もあるなど、500人以上の観客でホールが埋め尽くされました。開始時刻になると音楽が流れ、学生たちが一宮に訪問した際の写真がスライドショーで展開されます。いよいよオープニングです!

ファッションショーのテーマは未来への希望の道

銀座を背景に、5つのシーンを設けてショーを披露。夕暮れ→夜→雨→雪→夜明けというように移り変わる銀座の風景で自分の才能や将来への不安が徐々に明けていき、最後にはランウェイに光が差す演出を入れることで、未来への希望を表現します。

ショーの最初を飾ったのは、女性自身の強さの部分をテーマに、尾州の生地をふんだんに使用して、美しいフレアやプリーツを施したケープが主役の作品。そのほか、バルーンスカートワンピースやジャケットなど、クールな印象の衣装が登場しました。

ストレッチ素材のウールで作ったコートや、一宮市のマスコットキャラクター「いちみん」を表現したツイードコートなど、同じコートでもデザインやイメージの違う作品たちに、観客からは「可愛い!」「すごい!」という声も上がっていました。

尾州生地を生かしたクラシカルな作品が多く登場。ウールの艶やかな質感や重厚感のある色合いなど、上質な生地の特長を生かしています。

中にはふんわり可愛いデザインをテーマにした作品も。ピンク×グレーの千鳥柄の珍しいツイード生地や、織り地やニットなど素材の違う白い生地など、生地自体のデザインの高さも感じられる衣装ばかりです。

ライダース風ジャケット、ベスト、ワンピースと、尾州の生地ですべて作り上げたスタイリッシュな作品がランウェイの最後を飾りました。どの学生たちも最大限に生地を使用し、自分の作品とともに尾州の魅力を披露しました。

そしてクライマックスであるフィナーレは、モデル全員でウォーキング。学生たちの約半年間に渡るプロジェクトが全て詰まった瞬間です。来場者もみんながカメラを向けます。多くの人や、企業、学生たちの想いが詰まったファッションショーは大いに盛り上がりました。

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